2009/07/25

そもそもタンドールってなんですか?


インド料理店に行く人なら良く知っている、

「タンドール」

でも、あれを知らない人に、急に、

「タンドールってなに?」

と聞かれたら、説明できるかな?

どう答えましょう?

「ほら、あれだよ、ナンやタンドリーチキンを焼いてるオーブン」

きっとこれではそうなのかあ、とは思ってくれるけれど、どんな形でどうやって出来ているかはわからないよなあ。


「インド料理屋の、ガラス張りとかになってるキッチンで、あの中にはいってる鉄の箱。コックさんが長い串で肉刺してその箱の上のフタをあけて、それを焼いたりしてるよね。中に炭が入ってるんだよ。」

あ、ちょっとビジュアルが浮かぶ。

でも、実はちゃんとした説明になっていないですよね。
調べなきゃ!


ボクが説明する時はこんな感じ。

だいたいこんな感じではないでしょうか。

・主にパキスタンから北インドのパン食文化圏に多く使われるクレイオーブン(粘土製かまど)
・金属製の外装(箱形が多い)の中に、粘土製の釜をセット、隙間に砂、土、ガラス繊維等をつめてある(保温)
・炭、ガス等で内部を加熱、遠赤効果と熱対流で蒸し焼きにする(直火ではない)
・使用時は400度前後の高熱。

それにもう少し付け加えて。

・粘土に干し草等を混ぜて捏ね、それを壷型、ドーム型等に成形して焼成させて作られる。
・干し草を混ぜるのは、焼成時にそれが焼けて、多孔質の仕上がりになるため。
・下部に空気の調整口兼火力確認のための穴があけてある。
・熱源は炭が起源。現在ではガスのものも多く、珍しい電気式のものも見受けられる。

さらに歴史。

・起源は古く、古代インダス文明までさかのぼる。
・分布地域はおもに中東、西アジア地区からインド亜大陸内陸部(北)にかけてとされる。
・語源を同じくする、カンドゥー、タヌール、タンディル等、同様の土釜が中東各国に存在。
・ムガル帝国のインド支配からムガル料理(ムグライ料理)とともに広まった、という説がある。
・古代では釜を土に埋めて、口だけを地面に出して、座って焼いていた。

等々。

で、肝心なことは、自作に関していうと、

・本体は土釜、粘土で焼いたつぼ状のものである、ということ。
・遠赤効果と熱対流での調理。

がポイントとなる、と考えました。

それはつまり、

「粘土を焼い手作った壷(クレイオーブン/英名) → それって植木鉢(クレイポット) → じゃあ植木鉢で!」

というひらめきを生みました。
そこからボクのポータブルタンドール自作、へとつながるのです。

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