

タンドールオーブン、かぶりつき!
ありそうでないんですよ、こういうお店。
ありがたや、ありがたや。
ひとんちのタンドール、やっぱり気になります。
どうやって使っているか?焼き方、火加減のテエクニックは?
タンドールの真横に陣取るわけには、なかなかいきませんよね。
ここはそれができる貴重なお店。
下北沢にある、
「モエツカリー」
変な名前、ですけど(笑)英語で書くと「MOET"S CURRY」
なかなか味わい深い外観のお店です。
店内はカウンターだけ。テーブルは外の通路に出してしまってるという、こりゃ現地そのもの!風の、なかなかの風情。
その上ここ、この立地。
ここは駅前の食品市場と呼ばれている、暗くて狭い、趣き深い昔からのマーケットです。
その前身は戦後の闇市から、と聞きました。
下北沢は今、再開発の手が伸びており、新しい道路と引き換えに、この素敵な雰囲気のマーケットがなくなってしまうとのこと。
このお店も、その後のことがまだ決まっていないようです。
この雰囲気は、残ってほしいなあ。
さてさて。
「Bセット」( 840円)
という、色気のない名前の(笑)ランチセットを注文しました。
素晴らしいポジションに陣取れましたよ。
タンドールの目の前です。
サリアやシークで目え突っつかれちゃうんじゃないかというくらいの、かぶりつき。
ガラスで仕切られてはいますが、タンドールの中が見えちゃいます。
サイコーですね。
一に研究、二に研究!、です。
ボクのナンが焼かれてゆきますよ。
丸めた種を丸く広げて、下に少し引っ張って涙型にします。
手首のスナップでパシッと壁に打ち付けて、貼り付けてやります。
たまに様子を見ながら、カレーも同時進行。
さて、出来上がり。
本当に一から、ナンとカレーが調理される様子を見ることが出来ました。
マイルドチキンカレー
>
カシューナッツベースのミルキーで塩が上手く決まったカレーです。
ナンやご飯と合わせて、初めてちょうどよくなる、塩の強さが特徴、でしょうか。
おいしいですねえ。
鶏肉、ぶつ切りの大きいのが2つ、入っていました。
このサイズのうつわじゃあ、この大きさのお肉は2つが限界。満足です。
ベジタブルカレー
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これも甘み少なめ、チキンよりも野菜の個性が前に出る感じのカレーです。
似た感じの色の2つのカレーですが、ちゃんと味わいの方向性が違っていて、楽しめます。
ナンは甘くてふわふわ系。
あまり強くばりっとさせない感じで仕上がっています。
かわいらしくふくらんだ、でも大きなナン。
ギーあり、でした。
ちょっとあれだなあ、と思ったのがサラダ。
どのセットもサラダはつかない様子。葉っぱが全然ないんですよね。
野菜がないのは痛いなあ。
オーケーのひとはオーケーだと思うんですが、やっぱりお皿に華が無い感が否めません。
ちょっと、おしいな。
マンゴーのヨーグルトデザートは爽やかでおいしい。
よいランチでした。
カウンターだけ、そして外にテーブル、というご覧の通りのワイルドな作りのお店。
波田陽区に似た(笑)愛想いいインドの(いや、ネパール系かな)コックさん。
店主のラワットさんは大きな声で通りかかる人全員にいらっしゃいませ、とかこんにちは~!と声を掛けています。
うん、日本でいっぱい苦労してるんじゃないかな。
商売上手で気づかいあり、そういう空気を感じ取れました。
全体がなんだか雰囲気ある好きな感じの、いい意味でのラフさがあるお店です。
再開発までの限定で2年間のお店、なんて、もったいない。
またナンやタンドリーチキンを仕上げていく行程を見ながら、食事をしたい。
とても強く、そう思いました。

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